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おばさん社労士の発信基地 きぼうという名の事務所です。

開業してからまる14年「発信する社労士」を目指して「独立独歩」「自主自立」の活動をつづるブログです。

痴漢撲滅はマン・パワーで。

以前、痴漢冤罪事件を扱った映画(過去記事参照)が話題となりましたが、一昨日、最高裁で痴漢冤罪事件が逆転無罪となり昨日大きなニュースとなっていました。

60代の大学教授が身に覚えがないのに、女子高生に痴漢とされて強制わいせつ罪に問われ、一審、二審で懲役1年10カ月の実刑判決を受けていたものが無罪となったのです。

ひとたび犯人と特定されると被告は有効な反論が難しく、特に慎重な判断が求められるとされました。

5人の裁判官の意見も3対2と割れて際どいところで無罪となったようです。裁判官の意見が新聞にも掲載されていましたが、確たる証拠というものがなく、当事者だけの言い分だけでははっきり「黒」とはできないということのようです。

刑事裁判の原則であり、正しい考え方だと思うのですが、いったん被告とされてしまうと、受けるダメージは計り知れないことと思います。一方で、痴漢という憎むべき犯罪はビシバシ摘発してほしいと思うし、難しいなあと思いました。

最近では指についた付着物などを科学的に調べる方法も行われていて、客観的証拠とできる場合もあるとのことですが、すぐに洋服かなんかでこすったりしてもわかるんでしょうか。

先述の事件では女子高生が下着の中に手を入れられたとのことですが、入れてきた手をがつんと掴んで絶対離さないとかしないと、「あなたが痴漢ね」とはなかなか断定できませんよね。

私の夫曰く。「すぐにしるしをつけなきゃだめだ」

「どうやって?」 「ひっかくとか、噛み付くとか」

「なるほどねぇ」、でも、そんな荒業はなかなかできるものではないですし、「しるしをつける」というのはうまい方法があれば使えるかもしれませんね。銀行強盗などに特殊な塗料のついたカラーボールを投げて洋服に色をつけるなんていうのがありましたが、満員電車の中ですからそれこそ関係ない人に「しるし」がついてしまわないような方法を考えないと大変なことになるし。

 

ビデオカメラの設置も必ず死角ができるだろうし、人が多過ぎてうまく写らないだろうし。ここはやはり「マン・パワー」に頼るというのが現実的なのかもしれませんね。多くの人の目が冤罪も防ぐことができるかもしれません。

まず、痴漢は卑劣な犯罪だし絶対許さないという社会的コンセンサスをしっかりと持つこと。それらしき事態を目撃したら女性に「どうかした?大丈夫?」と声をかけることなども犯人を牽制できますよね。

痴漢撲滅と同時に冤罪もなくしたいわけですから、あれは冤罪だと自信を持って言える場合はちゃんと証言してあげること。

満員電車の中で「やめてください」と勇気を出して声を上げても、回りが知らん顔では被害者は辛いですし、声を上げた女性に対してはやはり応援してあげないと。そういうことが当たり前になれば犯人もやりにくくなるのではないでしょうか。

 

以前に見たテレビでは、集団でターゲットを取り囲んで痴漢行為をするという最低なグループのことが写しだされていて、私は本当に腹が立ちました。

今、電車の中は他人に無関心というよりほとんど無視するというような風情ですね。

そこそこ混んでいる車内で、立ったまま菓子パンをぱくつく(若い女性)、座席でビールを飲みながらせんべいをかじる(中年男性)などはまだましな方で、回りに飛び散るのも気にせず爪を切るおばさんを見たときはびっくりしました。

「ちょっとマナー違反ではないですか」

と言うべきだったのかと後で考えてしまいました。

 

他者の存在を無視し関係性の薄い社会は、結局自分も無視され関係性を深めることができない社会なのです。電車の中で痴漢や痴漢冤罪にあっても結局誰も助けてくれない社会。

喜ぶのは痴漢だけ?そんなの絶対いやですよね。

邪魔にならない程度に他者に関心をもち気を使う。そんな社会であれば痴漢や痴漢冤罪被害も少しは減るのではないかななんて思いました。

そういえば、私のようなおばさんが「痴漢撲滅!」と騒ぐと

「あんたはされないから大丈夫」なんてことを言う男が必ずいるんですね。

そういう問題じゃないんです!

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