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おばさん社労士の発信基地 きぼうという名の事務所です。

開業してからまる13年「発信する社労士」を目指して「独立独歩」「自主自立」の活動をつづるブログです。

「クール」な会社とは?

NHKテレビのBSで土曜日の深夜に放送される「クール・ジャパン」という番組があります。

来日間もない世界各国の人たちを集めて日本的な習慣や風俗、社会現象などを紹介し、「クール」(かっこいい)か否か考えてもらうという番組です。

娯楽番組としてそこそこ楽しく見ることができます。

先月「大阪」をテーマにした時は、外国人の出演者の一人が「水戸黄門の印籠」を道行く人に見せるのですが、東京では冷たい視線で通り過ぎる人ばかりだったのが、大阪人は1人残らず、「へへーっ」とお辞儀をしたり、中には地面にひれ伏したりする人もいて、その独特の乗りのよさが「クール」と判定されていました。

先週の土曜日(深夜なので正確には日曜日)に見たときには、当ブログで以前に記事にしたことのある会社(過去記事参照)が「クール」と判定されていました。

過去記事にもあるように、その会社は従業員数800人弱ですが終身雇用を貫き、定年年齢は70歳です。その他にも年間休日140日以上で残業はなしなど、夢のような会社なのですが創業以来黒字とのことです。

独創的な製品と社内のいたる所に貼られている「常に、考える」という標語のようにたゆまぬ努力の賜物と思われますが、社員の人たちは絶対に解雇されないということに対して強い安心感を持ち会社に信頼を寄せています。

そんな会社を取材した外国人の出演者は、最初真っ暗な廊下や玄関にびっくりしますが、「仕事しない場所の照明は最低限の明るさがあればいいでしょ」という説明を聞いて納得していました。そんな小さなことの積み重ねが、雇用を守りつつ黒字とするためには必要なんでしょうね。

 

「終身雇用」ということが崩れて久しいと言われますが、社員がいつも不安を抱えながら仕事をするようではいい仕事はできないでしょう。

番組では、社員が安心してしまってかえって仕事を怠けるのではないかというような意見もありました。社内のあちこちにある「常に、考える」という言葉が案外そのへんの防波堤になっているのかなとも思います。それに、自分の会社を好きになれば自然と一生懸命働くのではないかなあという気がしますし、残業禁止ということで、怠ける暇なんかないのではないかとも思います。

「終身雇用」という古いと言われることを選択したとしても、やり方によりうまくいく場合もあるのです。この会社の場合は特許数も多く他社の追随を許さない独創的な製品があるということが大きいのですが、経営者がひとつの確固とした信念と理念を貫いているようにも見えます。

何事も「貫く」ということは気持ちがいいものです。「クール(かっこいい)な会社」だなあと思います。

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