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おばさん社労士の発信基地 きぼうという名の事務所です。

開業してからまる13年「発信する社労士」を目指して「独立独歩」「自主自立」の活動をつづるブログです。

やはり労働基準法は基本

昨年に引き続き、今年も足立区の講座で講師を務めることになったのは過去記事にしました。(参照)

今日は、その打ち合わせにいくことになっているので、随分先の話ではあるのですが、昨日から講義の大まかな構想を練ってレジュメの案などを作成しています。

私が担当する講座の構想としては、パートタイマーで働いている方、これから働きたいと思っている方を対象としてパートタイム労働法を中心とする労働法講座というような内容で、「パート労働法を知ろう」なんて題名になっています。

昨年は、ちょうどパートタイム労働法が改正になったということもあり、改正部分の解説と、その他の労働者の権利ということでお話したのですが、パートタイム労働法はいいとして、その他の労働法というところが、ちょっと盛りだくさん過ぎて、私としては資料はお渡しするとしても、話す内容はもう少し絞り込んだ方がよかったかなという反省点があります。

今年は内容をもう少し厳選してなおかつ実務的といいますか、実際に役に立つことを中心に話をしようかと考えています。

そう考えると、労働者の権利という点ではやはり労働基準法に行き着くんですね。

昨年、参加者の方の最も関心の高かったことの一つに「有給休暇」があります。

これなどもパートタイム労働法に記載はなく、労働基準法にあります。当ブログでも過去記事にあります。(参照)

 

パートタイマーといえども労働者ですから、労働基準法にある様々な労働条件のラインはクリアーしなければならないのです。もちろん、短時間で働く場合とフルタイムで働く場合とで、多少違う面もありますが、基本的な考え方はいっしょです。その辺の理解がまだまだ労使ともに足りないのかなという印象を持ちます。

パートというのはフルタイムの人に比べて権利が弱いのかななんて誤解があるんですね。労働基準法は全ての「労働者」が対象ですから、パートだから権利が弱くなるということはありません。もちろん、労働契約の中でフルタイムの人よりも労働条件が劣るというのはありますが、あくまでも労使合意の上でそれを行うわけです。最初からパートタイマーを軽くみてよいなどということは労働基準法にはどこにも書いてありません。

 

というわけで、パートタイマーにも産前産後休業などの妊産婦に対する保護、深夜割増賃金など賃金に関することなども当然労働者として権利があります。

パートタイマーというのはけして特殊な立場ではなく、短時間で働く「労働者」なので労働基準法、その他労働安全衛生法、労働者災害補償保険法、男女雇用機会均等法、育児介護休業法(有期雇用労働者には適用除外部分もあり)、最近ではこれに労働契約法が加わりさらに権利の保障が強化されたと思います。

うーん、これを2時間でなおかつほとんど法律なんて知らない方たちにわかっていただけるようにお話するのは、結構至難の業のように思えてきます。

昨年いただいたアンケートでは「わかりやすかった」と書いてくださった方がとても多くて、「わかりにくかった」とした方は0だったのですが、私なりに反省する点もありますので、それを生かして「来てよかった」と言っていただけるような講座にしたいと思っております。

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