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おばさん社労士の発信基地 きぼうという名の事務所です。

開業してからまる14年「発信する社労士」を目指して「独立独歩」「自主自立」の活動をつづるブログです。

ねんきん定期便についての注意事項

今年の4月から、厚生年金と国民年金に現在加入している人全員に「ねんきん定期便」の発送が始まりました。

その人の誕生月に届くように発送されますが、1日生まれの人は前月生まれといっしょにされますので、誕生月の前月に届くことになっています。

ですから、4月1日生まれの人は来年の3月に届くはずです。

5月生まれの私の夫にも先月届きました。現物を見ることができて私も勉強になりました。

年金の記録についてかなり細かく記載されていますので、こういうものを当たり前に出していたら多分社会保険庁のやりたい放題のでたらめは起きなかったのではないかと感じます。

情報公開というのは大事だなあとつくづく思います。

さて、ねんきん定期便での注意事項などをちょっと書いておきたいと思います。

まず、現在国民年金、厚生年金の被保険者となっているのに、誕生月(1日生まれの場合は前月)に届かない場合は、住所が変わったときなどにちゃんと変更登録がなされていない可能性があります。お勤めの方は会社に国民年金の方は市区町村の役所に、3号被保険者の方は配偶者の勤務先に確認しましょう。

通常はA4がちょうど入る大きさの水色の封筒が届きます。

最上部に「重要」「親展」と赤い四角の枠の中に赤い文字で印刷されています。

下部には問い合わせ先の電話番号なども書かれています。

もし、水色の封筒ではなく、オレンジ色の封筒が届いた場合は要注意です。

記録漏れや厚生年金の標準報酬月額の改ざんが行われた可能性が高いと思われる方に対して送られます。「ねんきん特別便」で「訂正なし」と回答した方でも、ご本人に結びつく可能性が高いと思われる記録がある場合には、その旨が書かれた文書が同封されていますので、やはり、最寄の社会保険事務所に出向いて確認していただくのが一番確実だと思います。

また、ねんきん特別便の回答を出していない方についてもその旨の文書が入っていますので、定期便での回答は必ず出してください。

 

中には、これまでの納付状況や勤務先の名称、標準報酬月額などが細かく記載されていて、見方の解説も同封されています。かなり詳しく書かれています。50歳以上の人については、現在の加入状況が60歳まで続いたとした場合の年金見込み額なども書かれています。

これを年金の勉強などしたことのない方が初めて見た場合、解説書と首っ引きでじっくり見ないと理解するのは難しいでしょうね。

お勤め先の名称と被保険者期間などは自分の記憶と違いがないか、漏れがないかなどを注意してみてください。加入月数は資格を取得した月から資格を失った月の前月までの合計月数が書かれています。

国民年金の未納期間があっても加入月数には含めて書かれていますので、これまでの加入期間(未納期間は含めない)と数字が違う場合もあります。

 

標準報酬月額は税金等を控除する前の金額について、年に一度平均額を出しています。給料明細などで確認しましょう。現在の標準報酬月額には98,000円という下限額と620,000円という上限額がありますので、実際の給料とずれがある場合もあります。

見るポイントとしては、基礎年金番号、住所、氏名の確認、加入期間に間違いはないか、勤務先記録が自分の記憶と違いがないか、漏れがないか、標準報酬月額が自分のイメージと大きく違いがないかなどでしょうか。もちろん、給料明細などで確認できれば一番よいですが。

 

年金については仕組みが複雑でわかりにくいですから、不明な点はねんきん定期便専用ダイヤル(参照)にお問い合わせください。

ねんきん定期便の解説は厚生労働省のサイト(参照)をご覧ください。

国民ひとりひとりが年金について関心を持つということが、制度を分かりやすくしたり、より良い方向へ変えていくためのまず第一歩だと思います。じっくり見るのはめんどくさいことかもしれませんが、自分の年金は自分で守るという気持ちでしっかりと確認していただきたいと思います。

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