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おばさん社労士の発信基地 きぼうという名の事務所です。

開業してからまる13年「発信する社労士」を目指して「独立独歩」「自主自立」の活動をつづるブログです。

「ひざまづく社労士」って?

昨年から今年にかけて、中小企業の事業主さんに新設された「労働契約法」について周知する事業のアドバイザーを務めたことは過去記事にしました。(参照)

今年はその発展で、労使トラブルを防ぐために中小企業の事業主さんに就業規則の重要性をご理解いただく事業を全国社会保険労務士会連合会が厚生労働省から受託しました。

昨年の延長ということで、支部から3人出すアドバイザーに今年も就任させていただき、昨日説明会に行ってきました。

内容が「就業規則」になっただけで、事業の内容はほぼ昨年と同じです。地元の商工会議所にお願いしてセミナーなどやらせていただかなくてはいけないので、資料が届き次第他のアドバイザーと手分けして説明にまわらなくてはいけません。

まあ、それはいいとして、社労士会で作ったこの事業のためのシンボルとなるような「絵」があります。(参照)

「もうちょっとスマートなものが創れないのかねえ」とぱっと見ただけで、じっくりとは見ませんでした。

会議が終わった後、所属する自主研究会の会合に途中から参加したのですが、やはり私と同じ研究会に所属していて、他支部でアドバイザーを務める女性会員から、「この絵がおかしい」と言われました。

「何で社労士がひざまづいてんの?」

「えっ?」

と思い、まじまじと眺めてみると、確かに「社長」の向かって右側の後ろに一歩下がってひざまづいている「社労士」が就業規則の旗を背中にしょっています。

向かって左側には「社員」がすっくと立って「業績アップ」、「モチベーション」という旗を持っています。

 

会社の中心は社長と社員であり、社労士の役割は彼らを側面から支えてあげるという意味合いでしょうか。そうとれば、それほど憤慨するほどではないかなとも思いますが、せめて、対等な立場に立つという意味ではひざまづくのはやめて、一緒にたっていてほしかったとも思えます。

社労士はサービス業であり、社長と社員は「お客様」でもあるわけです。しかし、お客様のご存じないような知識と情報を提供する専門職でもありますし、お客様の言いなりに何でもやるというわけではありません。法令違反についてはきちんと指摘して直していただかなくてはいけないし、一歩下がって控えめにしていたのでは立ち行かない場合もあるはずです。

連合会がどういう意図でこの絵をよしとしたのかはよくわかりませんが、憤慨した彼女の気持ちもわかるような気がします。

研究会の後の飲み会では「まあ、いいんじゃないの、現状を反映してるんだから」なんて意見も出て、「酒の肴」としてしばしみんなでしげしげと見つめてしまいました。

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