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おばさん社労士の発信基地 きぼうという名の事務所です。

開業してからまる13年「発信する社労士」を目指して「独立独歩」「自主自立」の活動をつづるブログです。

Web2.0時代のコミュニケーション

11月11日に「Web2.0で何が変わる?」という記事を書きました。


昨日、そのセミナーの第二回目が地元の商工会議所でありました。


講師の方はパソコン雑誌の編集長で、その雑誌の名前はたいていの方は聞いたことがあると思います。1970年代の創業でITベンチャー企業の草分け的な会社です。現在は雑誌等の出版事業の他に中小企業向けのIT関連サポート事業などを手がけているそうです。


Web2.0と言われる現在のネット世界で起こっている現象を、事例を交えてわかりやすく話してくださいました。以下はその要約です。 

現在のネット世界では、グーグルやヤフー、アマゾンのようにほとんどの人がそこに集まるという巨大化現象とより専門性の高い特化現象が見られます。


その成功例としてあるワイン専門店のことが紹介されました。


都内にリアル店舗を持つワイン専門店のオーナーは、もともとウェブに興味があり、自分のブログ上で会員だけが閲覧できるSNSサイトを立ち上げます。そこでボルドー好きな会員Aさんが「ボルドーの○○はうまい!」と書き込みます。それを見た他の会員は「ボルドー好きなAさんが言うんなら間違いないだろう」と次々と注文して、一日で何と25ケース(300本)も売れるという大ブレークが起きました。


個人経営の店で一種類のワインが一日に300本売れるということは極めて異例です。そのようなサイトでいくらオーナーが「これおいしいですよ」と言っても、セールストークかもしれないしというような疑いをもたれたりしますから、素直に注文するということはないですよね。利害関係のないAさんが言ったことだから他の会員も素直に反応したわけです。また、日ごろからAさんとコミュニケーションをサイト内でとっていて、信用できる人という評価も固まっていたのでしょう。


同じオーナーは、ワインの見本市でF1ドライバーのライコネンの写真とサインの入ったワインを手にいれますが、販売の条件は20ケース(240本)、販売価格も5400円より下げるなという厳しいものでした。


オーナーはワイン通のサイトではなく、ライコネンのコミュニティーを探します。管理人の許可を得ることができて、前述のワインの告知をさせてもらったところ、即日完売とすることができました。ワインのフィールドにこだわらずに、ライコネンのファンを狙ったことが成功の要因です。ワイン通でない人も相当数購入したと思われます。


このようにミクシィに代表されるような、限られた人の狭い密度の高いコミュニケーションサイトでも、特化することにより商売になるという例です。とにかく幅広く知ってもらって商売するという初期の頃のインターネットでの商売のやり方は大きく変わろうとしています。


ターゲットの絞り込みに成功すれば、大きな商機が訪れるというわけです。


若い世代がPCより身近な携帯サイトを利用することが多いということも語られました。これからは若者を相手にネットで商売する場合には携帯のことも頭に入れなければならないだろうということでした。


今後は地域の活性化などにもSNSサイトが有効活用されるであろうという話もありました。


私の頭の中ではまだ整理できていないことも多いのですが、誰でも参加できるネット(SNSサイトで書き込む、ブログを作る等)の時代になり、確かに今までとは違う何かが動き出しているんだなあということを感じました。

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