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おばさん社労士の発信基地 きぼうという名の事務所です。

開業してからまる13年「発信する社労士」を目指して「独立独歩」「自主自立」の活動をつづるブログです。

頭がくらくらする話

本日午前中、ある方のご紹介で労務管理のご相談をお受けしました。

守秘義務がありますから、あまり書けませんが、所定労働時間を大幅に超えるような時間外勤務が行われていて、深夜時間帯もあるため割増賃金の計算もかなりどんぶり勘定的にやってらして、届けるべき残業時間の協定書などについてもご存知ないということで、お話しているうちにちょっと頭がくらくらしました。

でも、これではいけないんだろうなあと漠然と思っていらっしゃるので相談に見えたわけで、いろいろ思いつく範囲で解決策を申し上げました。

何もご存知ないから違法なことが行われているかというと、協定書は出さなければ違法ですが、割増賃金の時間単価などはかなり大盤ぶるまい的に大目にだしていらっしゃるし、各種の手当ても結構社員さんのためにいろいろ考えていらっしゃるんですね。

就業規則の作成義務はない人数の事業所でしたが、就業規則については作成することを考えたいとのことだったので、今後私の仕事に結びつくかもしれませんが、いろいろと考えることの多い企業さんだなと思いました。

自主研究会でもよく話題になるのですが、小規模な事業所の場合、労働基準法なんて全然知らない事業主さんも多く、有給休暇や、残業代の計算など正確にやってる方が少ないよなんて話をよく聞きます。それで会社がやっていけちゃうというのもすごい話だなとは思いますが、だからこそ専門家である社労士をもっと活用していただきたいなと思います。

何か、今のままではまずいなという意識を持ってご相談に見える事業主さんは、逆にご立派なぐらいかもしれません。

 

昨日、全国的な規模の労働保険事務組合を持っているある団体の主催する研修会に行きましたが、そこでは全国にある中小企業400万社のうち、社労士が関与しているのは150万社という話がありました。

税理士の関与率は98%ぐらいはあるはずなので、社労士の関与率はそれに比べて極端に少ないというわけです。

まだまだ、社労士にはチャンスがあるはずで、そのためにはこんなことをやってるから会費を何がしか支払いそれをやってみませんかという研修だったのですが・・・。

ベンチャー企業出身でいわゆるマーケティング戦略にたけている方のお話なのでわかりやすかったし、私自身、参考になる点もありましたが、何となくそういう話を聞いていると、自分がその団体のあやつり人形になってしまうような気がしてきて、別の意味で頭がくらくらしました。

私は「独立独歩」、「自主自立」で、もう少し自分の力だけでやっていこうとあらためて思いました。

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