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おばさん社労士の発信基地 きぼうという名の事務所です。

開業してからまる14年「発信する社労士」を目指して「独立独歩」「自主自立」の活動をつづるブログです。

不適切な経理処理はいくらある?

先週、会計検査院が年金記録問題の照合作業についての調査結果を発表しました。

「宙に浮いた記録」5,000万件のうち、オンライン入力されていない約524万件の照合作業のうち持ち主を特定できないものが、今年2月段階で26,000件あったとのことで、約60,000件あった昨年より作業は進んだものの、今後どうなるかは不透明だそうです。

その理由としては大正17年11月7日と生年月日があり得ないものになっていたり(大正は15年まで)補正済みのものでも、生年月日を10日、20日、30日にそろえてあったりする形跡のあるものもあり、そうしたことに対する原因もわからないそうです。

更に、電話相談業務の「ねんきんあんしんダイヤル」の委託業務についても不適切な経理処理があったとしています。

業者と契約書も交わさず業務を開始したり、業務従事者の稼動時間に休憩時間を含めていた事例なども挙がっています。

これらは数百億円単位のお金が動いていますが、全てを検査したものではなく部分的に抽出したもので、一体どれぐらいの不適切な経理処理があったのか詳細はわかりません。

今、いろいろ無駄を省いて予算を何とかしようとしていますが、こういう細かい無駄も積もり積もれば結構な額になるんだろうなと想像できます。

乱診乱療にみられる医療費の無駄も言われて久しいですが、特別に対策を講じたという話はなく、ただ医療費が足りないという話だけ聞こえてきます。来年度の協会けんぽの保険料率も8.2%から9.5%に上げる必要があるとの試算が出されています。

 

国民が納めた保険料や税金は本当に正しく使われているのだろうか。と考えると、多くの人はきっとどこかで無駄遣いしてるよなと思うでしょうが、具体的にどこがどうというのはさっぱりわからない。公開された数字を精査して理解できる人なんてそんなにいないでしょうし。

となると、保険料、税金が正しく使われているかのチェック機関の充実が望まれますが、あまりそういうことも聞こえてきませんね。

それにしても、保険料や税金のように黙っていても入ってくるお金というのは無駄遣いしやすいんでしょうか。国民から預かっているお金という意識はないのかと思いますが、ないから様々なところで無駄遣いが起こるんでしょう。

この国全体で不適切な経理処理って一体いくらあるんだろうと思ってしまいます。

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