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おばさん社労士の発信基地 きぼうという名の事務所です。

開業してからまる13年「発信する社労士」を目指して「独立独歩」「自主自立」の活動をつづるブログです。

社労士としての「道」

昨日午後、所属する自主研究会の定例会があり、会が始まる前に居合わせた先輩に昨日記事にした案件のことをちょっと聞いてみました。

彼は県社労士会や支部で役員を務めているベテランで、気さくな明るい性格の方でみんなに好かれています。

顧問先もたくさんあって、介護事業者なども関与先にあるということで、私の話を熱心に聞いてくれました。

この例だけではなく、社労士としてびしっとやろうとすると、会社が大幅に出費を強いられるような場合はどうしてますか?と聞いてみました。

「そりゃあ、一応全部説明すると、それやると会社つぶれちゃうよ。なんて場合もあるけどさ、後は経営者の判断に任せるしかないよね。そのかわり、もしやらなかったらこういうリスクがあるし、法律違反になるんだということはきちんと説明するよ。」

そうですよね。私が考えているのもだいたいそういうスタンスです。

以前、相談を受けた事業所もある法律違反をしていましたので、それを指摘すると、

「やらないと営業停止とかってあるんですか?」

「いいえ、それはないですけど」

と言うと、「じゃあ、今忙しいので落ち着いたら考えます。」とのお返事でした。

私としては、「現在は法律に違反している状態ですから早急に処理をなさってください」と言うしかないなという感じでした。

 

社会保険労務士法第15条では、社労士に対して労働社会保険諸法令に違反する行為についての指示、相談、それに類する行為を禁止しています。

違反に対しては、3年以下の懲役又は200万円以下の罰金という社会保険労務士法で最も重い罰則を課しています。

ですから、私たちは労働社会保険諸法令の遵守を徹底して指導していかなくてはいけない立場にあります。実際にきちんとやらせるまでの義務はないというのが前述の先輩社労士のお考えでしょうし、それが現実的なのだと思いますが、私の中ではちょっとモヤモヤが残ります。

私自身も同じようにやってしまっているわけですが、もっと一歩踏み込んでばしっと守ってもらうよう全ての社労士がやったとしたら、いろいろ変わる部分もあるかもしれないなあと思ったりします。

昨日の定例会終了後の飲み会で、社労士の歴史なんて話題が出ましたが、「過去を否定的に見るのはよくないよ。やっぱりいろいろ頑張ってきた先輩の話は結構おもしろいよ」とたしなめられました。

先輩たちのお陰でどうにか私も悩みながらも社労士としての道を歩んでいます。

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