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おばさん社労士の発信基地 きぼうという名の事務所です。

開業してからまる14年「発信する社労士」を目指して「独立独歩」「自主自立」の活動をつづるブログです。

「仕分け劇場」で見えてきたもの

先週から事業仕分けなるものが始まり、全て公開されているのでさながら「仕分け劇場」といった様相です。

今までやったことのないことをやるのですから、なかなか思うようにいかない部分もあるでしょうし、法律的には何の権限もないとのことで、この仕分け通りになるとは限らないということですが、税金がどのような使われ方をしているのか、白日のもとにさらしたという功績は大きいと思います。

社労士関連の助成金に関する財団なども俎上に上っていて、厳しい判断をされていました。

この財団に限らず、「〇〇基金」「△△財団」とかは天下り先を確保するためだけのものであり、運営上必要な仕事は業者に丸投げしていて、しかも二重、三重構造になっていて、とても金がかかるシステムになってしまっているらしいですね。

それらについては、以前から言われていたことですが、なかなか改善はされませんでした。それが「仕分け劇場」によりみんなにはっきり見えたということは、今後、当然何らかのアクションが起きていくでしょうし、国民の血税を無駄遣いさせないためにはよかったと思います。

これは人民裁判だとか財務省の思惑どおりに進んでいるとか、関連の役人たちの不満がいろいろ出ているようです。

昨日も埼玉県にある施設についてのやりとりがテレビでちょっと放映されていました。

矢継ぎ早に質問する民主党の仕分け人に対して、なかなか答えられない役人側でしたが、

「そんなに質問ばかりしてないで、少しは私の話を聞いてください。」とその施設についての理念を語ろうとしていました。議論は少しもかみ合いません。

この事業仕分けというのはあくまでも「費用対効果」を探るものだと私は認識しています。

理念ばかりを語ろうとする役人側にそのような意識が足りないのではないかと感じました。少なくとも「費用対効果」を探る側の質問などは事前にシュミレーションできるはずです。

質問にきちんと答えたうえで、金だけでは量れないものがあるんだということを強調するのならまだわかりますが、単純な稼働率などの質問にも答えられないで、「質問ばかりしていないで、こっちの話を聞いて」と言っても無理ではないかなと感じました。

 

何故、今、こんなことをしなくてはいけないのか、役人側にはまだそれが伝わっていないような雰囲気もあります。

いくら立派な理念があったとしてもそれを実現するために使うのは国民から徴収した税金なのです。しかも、歳出が歳入を大幅にオーバーしていて個人なら自己破産じゃないの?というレベルにまできているのに、理念が立派なんだから、少々金がかかってもしょうがないじゃないかというのは、ちょっと国民目線からすれば理解されないのではないかなと思いました。

理想を高く掲げることはとても大事なことだと思いますが、現実に国民の税金を使う以上無駄遣いは1円も許されないんだという意識が、まだまだ役人側には足りないのではないかなと感じました。

そういう意識を強く持って今までやってきていたら、仕分けなんて必要なかったのかもしれないですし・・・。

見えなかったものが見えてくる、そしていろいろ考えさせてくれる「仕分け劇場」は私にとっては「クール!」です。

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