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おばさん社労士の発信基地 きぼうという名の事務所です。

開業してからまる13年「発信する社労士」を目指して「独立独歩」「自主自立」の活動をつづるブログです。

長時間労働を抑制するには?

昨日は、午後から所属する自主研究会の定例会があり、その後忘年会といつものことながらいささか飲み過ぎてしまいました。

帰宅してからのことがおぼろげにしか思い出せないのですね。

お風呂に入ってパジャマに着替えて寝てるんですが、あまりはっきり思い出せなくて、朝、目が覚めてから「昨日、お風呂に入ったっけか?」なんて考えてしまう。

うーん、アルコール性の認知症もあるそうですから、気をつけないとなあ。もうなってるかもなんて考えると恐ろしいですねー。

まあ、そういうお恥ずかしい話はやめにして、昨日の定例会で出た話で気になったことがあるのでちょっと書いておきたいと思います。

来年行われる自主研究会の発表会の中でも発表される原稿の一つなのですが、長時間労働を抑制するにはどうしたらよいかというテーマの原稿について、

「今、不況で仕事が減っている企業が多いし、人が余って困るという相談を受けることの方が多いよ。この社会情勢の中で長時間労働についてのテーマってどうなの?」

なんていう意見が出たのです。

この原稿を書いている方は長時間労働はよくないということを言い続けていらして、以前にも類似の原稿を書いています。発表会では是非そのことを訴えたいという強い思いを持っている人です。

前述の意見については、確かに今のご時勢そういう会社もあるかもしれないけれど、業種によっては昔から長時間労働の「体質」みたいなものがあり、いまだにそれは続いている、それに不況で人を減らしたために1人に対する仕事量が多くなり、長時間労働を助長する側面もあるのではという反論がありました。

原稿を書いた会員の話では、長距離トラックの運転者などが国の基準を超えて長時間働いている例などが多いとのことで、まだまだ長時間労働の問題はあると言っています。

 

長時間労働を抑制するための方策として変形労働時間制の導入があり、私もそういう認識を持っていました。

変形労働時間制とは1か月や1年の中で平均して1週40時間、1日8時間となっていればよいとする労働時間制で、繁忙の差が激しい事業所などで導入されます。暇な時は所定労働時間を減らしたり、休日をふやすなどして、その分を忙しい時期に回す(1年単位の場合、最大1日10時間、1週52時間まで可能)などすると、割増賃金を支払うべき法定時間外の残業時間が減ります。

しかし、昨日、「僕の関与先で1年単位の変形労働時間制をやろうとしたら、労働者側が残業代が減るといって反対して導入できなかったことがあったよ。残業して金稼ぎたいと思っている労働者もいっぱいいるんだよ」

労働者自身が長時間労働を必要としてしまっている現実があるというのは、残念ですが本当のことなのでしょう。

そうなると基本給を低く抑えている賃金体系そのものの見直しなども必要かもしれないし、最低賃金の値上げ、同一労働・同一賃金なども考えるべきだろうし、簡単にはいかなくなります。ただ、あまり現実的なことだけではなく、こういう現実はあるけれど社労士としての理想は大いに語らなくてはねという話に落ち着いたのでした。

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